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初めてのデリヘル #13 熱風と共に去りぬ

射精後の脱力感に引きずられながらR子さんの後について浴室に入った。

R子さんがチンコなどを手際よくシャワーで洗ってくれる。
にこやかながら急いでいるように見えた。

さっきまで眩しかったR子さんの全裸も、恥ずかしかった俺のフルチンもべつに普通である。
これが賢者タイムというものか。

俺は邪魔しないように先に浴室を出て服を着た。

R子さんもすぐ出て、うがいをしてブラをつけ、化粧や持ち物を整え始めた。

俺はすべて出し切って呆然としているが、お嬢さんにはやることがいっぱいある。
こういうときにダラダラいちゃついたりしたら大迷惑かけるだろうな。

洗面台でドライヤーをしているR子さんが鏡越しに
「うがいどうぞ」と言った。
俺は近づいてイソジンうがいした。

賢者気取りだったが、ランジェリー姿のR子さんを近くで見てまたときめいた。
熱風と長い髪が俺に触れた。



「土曜日はお休みなんですか?また呼んでくださいね」
「全然初めてじゃないみたい。紳士なんですね」
「アレがとっても元気なので嬉しかったなw」
「じゃあ今度はTバック付けて来ますね」
「あ、送迎のクルマが来たみたい」
「お茶まで差し入れてもらって嬉しかったです。ありがとう」
「お先にアタシだけ出るのでフロントに電話してもらえます?」



かすかにリモートドアロックが外れる音がした。
「とても楽しかったです。また呼んでくださいね」
玄関で靴を履いたR子さんは俺の両肩に手を置いて目をつぶった。
一瞬俺が躊躇したのに気付いて目を閉じたまま微笑んだ。
「チューしてください」
俺は恐縮しながら短く唇を合わせた。

R子さんはもう何も言わずドアを開け廊下に出た。
そしてドアが再び閉まるまで、満面の笑顔で小さく手を振っていた。



俺の初めての冒険はこうして終わった。



初めてのデリヘル体験を終えた正直な感想や
その後の俺にどんな影響を与えたかなどは次の記事で書きます。





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初めてのデリヘル #12 突然のクライマックス

R子さんは俺に添い寝して、俺の乳首をペロペロ舐めながら手コキを始めた。 
俺はR子さんに腕枕をしながら、空いてる方の手でR子さんの胸をまさぐった。

さっきのことで一度はしなびたチンコも、何か心の壁が壊れた後は素直に固くなっていた。
手の方はR子さんの大きな胸を持ち上げてみたり、乳首を転がしてみたり勝手に動いていた。

もう場所も時間も気にならない。
R子さんの女性らしい華奢な手が俺の勃起チンポを包む。
30歳以降の人生で最も性的に充足された時間だったかもしれない。


さっきまでが嘘のようにすんなり肛門のあたりから全身にゾワゾワした波が走った。
射精の前兆だ。

そのままさっさと放出すればいいものを、俺はまたもや意地汚く懇願した。
「そろそろイキそうです!キスしながらイキたい!」

女神は怒ることも焦ることもなく「は~い」とやさしく答え
ペニスをさする手を止めることなく俺に舌を絡めてきた。
すでに俺のカラダはエビ反りに硬直し、口を大きく開けることしかできない。
R子さんのねっとりした舌が俺の舌を探り当てやわらかく舐めまわした

「うっ!うっ!うっ!うっ!うっ!…う、う…ぁああああああぁ~!」
R子さんの唇で塞がれた口から声が漏れた。

自分でも大声が出てるな、と思った。
むしろもっと恥ずかしく大声を出したい、と果てながら思った。



これほど激しい射精感を味わったのは何年振りだろうか。
快感だけではない、何かから解放されたような清々しさがあった。



噴出した熱い精液がR子さんの手を伝って俺の下腹部に流れてきたのがわかる。
「あらら、たっくさん出ましたね」
客を興奮させるトークではなく、本当に驚いていたようだった。
実際、大量だった気がする。

俺は力が抜けていてうまく話せない。考えられない。
なんとかヘッドボード側のティッシュを取ろうとするがうまくいかない。
R子さん「いいから、いいから」と言い、全ての後始末をしてくれた。

少し頭が回るようになってきた俺は大の字のまま
「あの、すごく良かったです。ありがとうございました」と言った。
とてもお礼を言う人間の姿勢ではない。

ふふ。と笑ってR子さん
「とっても気持ちよさそうで私も良かったです。お疲れ様でした」
と言いながらチンコに貼りついたティッシュのかけらを取ろうとしてくれている。
R子さんの手が敏感な部分に触れるたび、俺はビクンッとしてしまう。

チンコはED薬の影響だろうか、半勃ちのままである。
「もう1回できそうですか?」R子さんがいたずらっぽく言ったかと思うと
またチンコをしごきだした。

「あっ!あんっ!だだだめっ、んっ!」
大射精の直後で俺のチンコは敏感になり過ぎている。
それでもR子さんは手を止めない。
「もうだめ、無理無理、ぁあああああっ、いぃ、イジメないでぇ…」

やっとR子さんは手を止める。あろうことか笑い転げている。
40過ぎのオッサンを悶えさせてどうするというのだ。

ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ…

タイマーが鳴った。
「あ、終了10分前でーす。じゃあシャワー行きましょうか」
R子さんは身を起こして2人分のバスタオルを手に取った。
「あー面白かったw」

「なんか最後めっちゃイジメられたなぁ」
俺は冗談半分、不平半分な感じの言葉を返し、
フラフラの体を何とか起こしてシャワーへ向かった。

時間だから仕方ないが、本心を言えばもっとずっとイジメられていたかった。


次の記事に続きます




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ムギゾウ13

Author:ムギゾウ13
地方の冴えないオッサン。妻子持ち・豆知識好きのデブチン。

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