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俺のED話 #2 犬神家のセックスレス夫婦

とはいえ
ノリも性格もよく似たおれたちは けっこううまくやってたぜ

気が合うし会話するのは楽しかった。
先に書いちゃうと、その後に結婚した。



セックスも続けていたが
相変わらずクンニが重要で、挿入はオマケだった。

結婚までの5年間も、その後の結婚生活でも彼女は何も変わらなかった。
いつも目をつぶってクリイキさせてもらうことを待っている。
キスには応じるがそれだけ。そこから自分で何かをしようとはしない。

そういえば、彼女と海にドライブに行くと
ほぼ毎回同じルートで向かい、同じ海岸を散歩することが非常に多かった。
寄り道やルート変更にはいい顔をしてくれなかった。

外食するにも数店をローテーションすることが多く
新しい店を発掘するのを極度におっくうにしてた。

俺は俺で、そんな彼女を「つまらない」と感じる一方、
「今日もあそこに行っとけば喜ぶよな」とラクにも感じていた。

セックスに対しても同じ。
こちらが何を要求してもまともに向き合ってくれない。
「そんなのわかんない」「わかんない!」と対話を断たれたり機嫌悪くさせるよりは
だったらクンニでイカせて満足させて、さっさとテレビ見よ。
そんな感じ。



何度かフェラしてもらったものの
くわえてるだけで何もしようとしない。
「ああしてみて」「こうやってくれる?」と言っても極端にセンスがない。
そして復習も工夫もすることがないから
次の機会はゼロからやり直し。

フェラを試したのは最初の数年に10回前後。
俺自身が手コキやら駆使してなんとか射精までいったのがそのうち2回のみ。
まったく気持ちいいとかではなかった。
彼女の頭の中には「相手をどうすれば気持ちよくしてあげられるか」
という意欲も発想も存在していないということを確信した。
それで俺は30歳の時に「妻からのフェラ」というものを完全にあきらめた。
以降は求めたことがない。
(フェラに限ったことじゃないと、この時に気づいてあげればな…)


そんな変化も刺激もない一方的なセックスしてて興奮するのかよ?
と思う人もいるだろうが
大丈夫です。全然興奮しません。むしろウンザリしていますよ。

でもね、やっぱりずっと一緒にいて機嫌良く話していると愛しくもなるし
料理とか子供の世話とか頑張ってくれていると(あ、子供も生まれました)
いたわりとかねぎらいや信頼の気持ちも出てくる。

そうすっと今日こそ愛情のある刺激的な深いセックスできるんじゃね?
とか思っちゃって妻にちょっかい出しちゃう。
誕生日とか結婚記念日とかは特にね。

でも妻はいつもと変わらずカラダは許しつつ、心は頑なに殻に閉じこもる。
分厚いマスクで心を隠す強固な意志のマグロ。

俺はガッカリしながら、自分で始めちゃった手前ここでやめるわけにいかない。
チンコはピクリともしないので、いつもどおりクンニでイカせる…
まで戻って、気が遠くなるまでリピートする)



この馬鹿みたいなループで40歳過ぎまで不本意なセックスライフを過ごした。
今度こそ2人で充実したセックスを見つけられるかも、
という非現実的な甘い考えをなかなか捨てられなかった。

結論としては無理だった。
とうとう挫折感にまみれる日が訪れ、思い知らされた。
妻は頑なだったし、俺も力不足のクセに夢を見過ぎたんだな。

俺が41歳の時最後の挿入。
俺が45歳の時最後のクンニ。
現在51歳。夫婦仲は良好。完全なセックスレス。



※この記事と「犬神家の一族」は何の関連もありませんでしたね。
 無理に「マスク」とか書いてみたけど面白く書けませんでした。
 それでも厚顔無恥にアフィ広告載せときます。


犬神家の一族(1976年映画版)
「日本映画の金字塔」ともよばれる本作では島田陽子の美しいオッパイが見られます。
(2006年リメイク版では松嶋菜々子が同役を務めますがオッパイは出さないので注意!)
オッパイ以外にもヒトコワや構図や色や文字配置のこだわりなど、
見どころは異常にたくさんあるので未見ならぜひどうぞ。
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DMM.com [犬神家の一族] DVDレンタル

テーマ : 性の悩み
ジャンル : アダルト

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ムギゾウ13

Author:ムギゾウ13
地方の冴えないオッサン。妻子持ち・豆知識好きのデブチン。

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