初めてのデリヘル #6 R子さまの降臨
俺がソワソワしながら待つラブホの一室に
R子さんが到着したのは最初の電話から1時間以上が過ぎてからだった。
説明では「到着まで30分ほどかかる」って聞いていたが、だいぶ待たされた。
しかし、俺が事前予約をせずに直前で受付をしているのだからしょうがないのかもしれない。
落ち着かない時間、俺は再度歯を磨いてみたり、ワキに制汗スプレーをしたり、
チンコがきれいかどうか確認したり手を洗ったりして待っていた。
けっこうな大音量で呼び鈴が鳴った。
俺はロビー直通電話で「連れが来たので開けてください」と伝える。
(この手順はどこかで聞いて知っていた)
「カチャン」とオートロックが開錠された音がする。
そっとドアを開くと、笑顔で待ち受ける女性がいた。
R子さん(仮名)。
ぽっちゃり体型、巨乳というか爆乳、身長は155センチくらい。黒髪。
シルエット的にはセクシー女優デビューしたころの小向美奈子ぽい。
「こんにちわ~」
「こんにちわ、はじめまして。どうぞどうぞ中へ」
「ありがとうございます~」
「あ、スリッパどうぞ」
「ありがとうございます~」
「あ、ソファーにおかけください」
「はーい(笑)」
俺は向かい合うようにベッドに腰かけた。
R子さんのスカートから女性らしい足が見える。
40歳の俺には眩しすぎる20代女性の白い肌。
顔立ちは整っていて、目が合うと微笑んでくれる。
今からこの女性が裸になったりキスしたりオッパイ触らせてくれるんだろうか?
嬉しいは嬉しい。が、どうも現実感が湧かない。
この人が俺の初風俗のお相手なんだな。とりあえず見た目は十分過ぎるほどかわいい。
「あ、えーとですね」
「はい?」
「俺、じつはデリヘルを利用するのが初めてでして」
「そうなんですか?」
「はい。それで段取りとか何もわからないので教えてください」
「はーい、わかりました(笑)」
こういうのは先にハッキリ言ってしまった方がお互い気を使わないで済む。
カッコつけたり見栄を張っちゃうと、かえって気まずい空気を呼んでしまう。
しかしやさしそうな人で良かった…。
「時間はお決まりですか?」
「75分でお願いします」
「じゃあ事務所に電話しますね。
…もしもし、はいR子です、75分です。…了解でーす。
はい、指名料と合わせて14000円お願いします」
俺は財布から14000円を差し出した。
「はい、お願いします」
「はい、ちょうどですね。ありがとうございます」
沈黙。
ここからは俺の苦手な世間話のターンである。
俺は思い出したように買ってきた爽健美茶をすすめる。
「わー、ありがとうございますー(喜)」
俺は天気の話を繰り出した。
「さっき初雪が降ってましたけど、見ました?」
「えー見れなかったー。でも寒くなりましたよねー」
R子さんも一生懸命俺の話を膨らまそうと頑張ってくれているが、
早くも俺の世間話ストックが尽きる(はやい)。
再び沈黙。
やばい。ここで俺は奥の手を使う。
「…俺、見ての通りとても緊張しています」
「えーほんとに―(笑)」
本当である。誰から見ても俺は緊張してガチガチだった。
しかしやっとR子さんがお愛想ではなく笑ってくれた気がした。
俺はさらに続ける。
「緊張し過ぎて何を話していいのか、わかりません!(断言)」
「なんでよー(笑)」
そんなこんなでやっと扉が開いたような気がした。
そこから俺は
さっきまで震えるぐらい緊張していたこと、
朝から如何に綿密な計画でラブホまでたどり着いたか、
(厳密には違うが)妻以外の女性を知らないのでほぼ童貞であること、
40歳を過ぎて悶々としながら日常を過ごしていたこと、
そんな時に情報誌でR子さんを見かけて一目ぼれしてしまったこと(大げさ)等、
あんまりネチっこくならないように楽しく語れた…つもり。
というかR子ちゃん(←いつのまにやら『ちゃん』呼び)が
盛り上げてくれたからこそなのだが、なんとか打ち解けた雰囲気になれた。
R子ちゃんによると
ホームページ上は23歳だが実年齢は24歳、
こういう仕事をしているが本当は自信がなく恥ずかしい、
自分を目当てに来る客がいるのは嬉しいが実物を見てガッカリされないか心配、
情報誌の撮影はスタッフ数人の前で裸になったり四つん這いにさせられたり
チンコの生えた空気人形にまたがったりさせられて死ぬほど恥ずかしかった、
なんていう話をしてくれた。
笑い合って話せるようになってくるとR子ちゃんがいっそう可愛く見えてきた。
次の記事に続きます。
小向美奈子さん。
2000年に15歳でグラビアアイドルとしてデビューし、プチエンジェル(第1期)に選出される。
現在はストリッパーとして活動中。
AVデビュー後のサイン会に偶然出くわしたことがあり、俺もノリで並んだんですが
オーラというか存在感が今まで見たアイドルやアーティストの誰よりすごくて
いっぺんにファンになってしまいました。
黒い毛皮をまとった小向さんの瞳の強さを忘れられません。
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